クリアでパンチのあるサウンドに仕上げます!色づけが少なくナチュラル。 Slate Digital FG-X


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どちらも製品の内容に違いはありません。製品インストーラー、日本語インストールマニュアル、日本語オペレーションマニュアルはパッケージ内に記載のURLからダウンロードとなります。
ミックスに不要な色づけをせず、ピークを抑えつつレベルをブーストし、迫力あるファイナル・サウンドに仕上げます。
透明感のあるコンプレッサー FG-Comp、と驚異のクオリティを見せる新機軸のレベル・マキシマイザー FG-Level の2つのモジュールからなります。
さらに、Peak/RMSを表示するバーグラフメーターと、RMSを表示するVUメーターもあります。 <FG-Xとは>
最近の音楽では、オーバー・コンプレッションされた味気ないサウンドが一般的になってしまいました。 私たちは10年以上、この"ラウドネス争い" の中にいます。音楽はパンチやダイナミクスを犠牲にし、ただひたすらやかましくなっていったのです。
この流行病の最大の原因はマスタリングでレベル増大のために多用されるピーク・リミッターにあります。ピーク・リミッターはアタックを減衰させ、パンチ、ステレオ・イメージ、ミックス・バランスにも悪影響を与えます。
更に耳への負荷も増大させます。
FG-Xはこういった現代のマスタリングにおける問題点をクリアすべく2年の歳月をかけて開発されました。ミックスのクオリティに一切の影響を与えずに、サウンド・レベルをブーストすることに成功しました。
FG-Xは透明なサウンドのマスタリング・コンプレッサー FG-Comp と 新開発アルゴリズムを採用した驚異のレベル・コントローラー FG-Level の2つのプロセッサーと作業スタイルに合わせて自由に設定を変更できる、プロフェッショナル・クオリティのメータリング・セクションで構成されています。
SlateDigital FG-X は、優れたDSPエンジニアFabrice Gabrielによってデザインされ、レコーディング/マスタリング・エンジニアSteven Slateによってファイン・チューニングされた全く新しいマスタリング・ツールです。
<特徴>
■FG COMPFG COMPはミックスバス/マスタリングに特化した究極の透明感を実現するワールドクラスのコンプレッサーです。FG COMPのアルゴリズムはフォト・オプティカルとVCAの2つのトポロジーから成り立ちます。コントロールノブは一般的なコンプレッサーと同様です。
■FG LEVELFG-LEVELはオリジナル・ミックスのダイナミック・フィールドやパンチを残しながらもラウドネス・レベルを増幅することが出来ます。これはITP(Interlligent Transient Preservation)と呼ばれる全く新しいプロセッシングにより可能になりました。ITPは個別の周波数帯域のピークを分析する複雑なアルゴリズムで、例えばスネアドラムのピークをプロセッシングする時にはミッドレンジのパンチに最高のアクセントが来る様に、バスドラムのピークをプロセッシングする時にはローエンドのエネルギーを強調する、といった具合です。結果的にラウドネス・レベルを増幅してもオリジナルミックスの透明性・パンチ・ダイナミクス感を保持することが出来ます。
■TRANSIENT SECTIONFG-LEVELのTRANSIENTセクションにはLoPunchとDetailの2つのコントロールがあります。LoPunchはその名の通りバスドラムに代表される低音域のパンチを増大させます。Detailはスネアドラムのアタックの様な高音域の輪郭を強調します。これらのコントロールはファイナル・マスターのトランジェント・アーティキュレーションを微調整するということを意図しています。
■DYNAMIC PERCEPTIONダイナミック・パーセプションアルゴリズムは、ダイナミックレンジの狭いミックスであっても、知覚的にサウンドにダイナミクス感を付加する新しいプロセッシングで、ファイナルマスターに躍動感や生命力を与えることが出来ます。
■ITPITPスライダーはFG-LEVELの中で最も重要なコントロールで、ITPプロセッサーが作り出すサチュレーションカーブのキャラクターを調整します。スライドバーを上に上げていくとより攻撃的なカーブを適用し、アタックにハードなキャラクターを追加します。逆に下げていくと柔らかなカー日に変わっていき、よりスムーズなマスター・サウンドを得ることが出来ます。
■METERING SECTIONFG-Xのメータリング・セクションは、PeakとRMSの各レベルをリアルタイムで正確に表示します。バーグラフメーターはPeakとRMSを、VUメーターはRMSアウトプットレベルを表示します。1.2.3のボタンは3通りのメーター表示プリセットを切り替えます。Settingボタンで表示される管理画面によってメータリングセクションの詳細なカスタマイズが可能です。
■QUALITY TESTEDFG-Xバーチャルマスタリングコンソールのファインチューンの為に、世界中のトップエンジニア達によってアルゴリズムは徹底的にテストされました。FG-Xが究極のデジタルマスタリングであるということを理解し、あなたのマスターをより高みに上りつめらせてください。

<RMSとは>
RMSとは"Root Mean Square"の略で、オーディオのラウドネスを表現する単位のスタンダードと考えられています。
通常ミックスは-20から-15dBの平均RMS値であるべきでしょう。こうすることによりマスタリング段階で多くのヘッドルームを確保することが出来ます。ラウドネス・プロセッシングはマスタリング・ステージの仕事として残しておいて下さい。
マスタリングされた曲のレベルはRMS-11から-8dBとなります。中には-7や-6dBという、よりラウドなマスターも存在するでしょう。FG-Xはこういったラウドなマスター・サウンドをこれまでの一般的なリミッターに比べてより良い音色でプロセッシングできることは間違いありませんが、ダイナミックレンジが広く、パンチとビッグなローエンドを持つサウンドはRMS-10のレベリング以外には考えられません。
ここでいうRMSレベルとは曲の中の最も大きいレベルのパッセージ(多くはコーラスパート)のことを指しています。
例えば、一般的なポップ・ロックではRMS-12dBのヴァースで始まり、各楽器が入ってくるコーラス前でRMS-11dBとなり、コーラス部で曲の各要素が一つになりピークの-10dBを記録する、と言った具合です。
<仕様>
■ フォーマット RTAS/VST/AU
■ オーソライズ方式 iLok ※iLokは別売です
■ 動作環境:
Mac:Dual Core Intel Processor, At Least 4 GB of RAM
Mac OS X 10.6 or later
Windows:Dual Core Intel or AMD Processor with SSE2 Support, At Least 4 GB RAM
Windows 7 (32/64 Bit)
FG-X はそのアルゴリズムにより、多くのCPUパワーを必要としますので、よりハイスペックなコンピューターの使用を推奨します。
例:Intel Core 2 Duo CPU 使用時で約40%のCPUリソースを使用します(ホストDAWにより若干の差異があります)。デモ版で、ご利用の環境下で正しく動作することを事前にご確認いただくことをお勧めいたします。
※SingerSongWriterにて正常に動作しないことが確認されています。現在メーカー及び弊社にて調査中ですのでSingerSongWriterユーザー様はご注文をお控え頂くようお願い致します。
クリアでパンチのあるサウンドに仕上げます!色づけが少なくナチュラル。 Slate Digital FG-X